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「ございん」+「八木山」

「ございん」とは

 お出でなさいという宮城の方言で、例えば「あすたでもあすびさございん」とは「明日でも遊びにいらっしゃい」という意味です。また、宮城の方言で「あっぺとっぺ」(又はあぺとぺ)とは「つじつまの合わないこと」で「あの人のゆーことはあっぺとっぺでなにかだってんだがわがんね」とは「あの人の言うことは頓珍漢で何を言っているのか分からない」という意味です。

 従って、「あっぺとっぺゆってねでとにかくあそびさございん」とは、「訳の分からないことを言ってないでとにかく遊びにいらっしゃい」という意味になり、「ございん八木山」が地域の居場所を作る目的に繋がっています。

「八木山」とは

 「八木山」は仙台市地下鉄東西線の「八木山動物公園駅」があるところ。標高136・4メートルで日本一標高の高い地下鉄駅を持つ地域です。ただし注釈があり、地下鉄地下駅での話で、単なる標高では神戸市営地下鉄の谷上駅(地上駅)は244mで、日本の地下鉄の駅で最高地点である(次点は仙台市地下鉄東西線八木山動物公園駅)。

・・・だからどうしたんだ、SO WHAT?という声が聞こえてくるような聞こえてこないような?

「ございん八木山」とは

 ございん八木山とは、仙台市中心部から見て南側に広がった住宅地「八木山地区」で誕生した一般社団法人です。2022年8月に生まれたこの法人は、この地域の老人クラブ「八興クラブ」が母体となって、町内会全体として作られた、全国でも珍しい高齢者発信の福祉課題解決・生活課題解決をを目的として設立された法人です。地域に閉じこもりがちな高齢者、地元に知りあいのいない壮年者、そして子どもたちに「お出でなさい」と呼びかけて、世代を超えた交流を実現させたくて、この名前を付けました。

​ございん八木山誕生の秘話?

  それは、令和4年2月初旬の八木山東町内会在住の一人の方の大きな善意の話から始まります。

 今まで地域の方に世話になったので、土地家屋を譲渡したい、地域のために役に立てて欲しいというものです。

 慌てて(実際慌てました)、譲渡を受けるべく一般社団法人「ございん 八木山」を立ち上げて(8月2日登記)、地域の福祉課題や生活課題を解決する拠点として活用することにしました。

急遽、仙台市の「地域づくりパートナープロジェクト推進助成事業・協働実践」に応募して採択され、150万円弱の助成金を得ることができました。そのプランの主な骨子は次の通りです。

「“困った”を繋ぐ三次元の取り組み」と「地域と世代を超えた居場所作り」がメインテーマです。

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​ございん八木山のミッション
ミッション

​ミッション➊ 困ったを繋ぐ三次元の取り組み

 介護認定があるかどうかや年齢や性別は関係なく、“困っている”人は”困っている人“。その人が一番困っている。一方でボランティアをしたい人も多い。しかし、両者を結ぶ接点がない。

 そこで「ございん  八木山」では“困った”人と“支援する”人を繋ぐ仕組みを構築しようと決意しました。

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ミッション❷譲渡していただく土地家屋を利用して“まちの居場所”作り

 譲渡していただく土地家屋を利用して、地域の居場所を作りたいと思っています。

キーワードは「いつでも 好きな時の もう一つの家」世代と地域を超え、和気あいあいと過ごせるもう一つの家。

 そこで「ございん 八木山」では誰でもが気軽に立ち寄ることができる居場所を作ろうと決意しました。ワークショップ(わいわい会議)を開催し、よりよい居場所作りを目指します。

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